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品質へのこだわり
コロコロが長年愛され続けている理由は
こだわりの品質にあります。
ニトムズの「粘着」「塗工」「加工」
「実用評価」の技術で、
高品質・高性能な
製品をみなさまに提供します。
粘着配合技術 違いを生み出す「粘着剤」のクオリティ
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コロコロに採用しているホットメルト粘着剤は、さまざまな使用環境を鑑み、引火の危険性がある有機溶剤を一切使用していません。さらに、人体への毒性も極めて低いことが特長です。
粘着剤の配合を検討する際、ニトムズでは統計学を応用した実験計画法を活用し、効果的な探索・評価で最適な配合パターンを選定しています。見つけ出した配合パターンから、実際のテープに加工し、実用性や機械適正の確認と共に、コスト面でも検証。
全てをクリアしたものだけを製品に採用しています。
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ホットメルト粘着
人体に有害な有機物質を含まず、製造時の環境負荷物質(CO2)の排出も少なくなっています。人に地球にやさしいものづくりもニトムズのこだわりです。
粘着塗工技術 バリエーションを生み出す
「塗り」の技術
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コロコロは使用用途に合わせて、粘着塗工パターンも多岐に渡ります。
「W粘着」「ドット」「すじ」「平面」といった多様なデザイン性を持つ「パターン塗工」を実現するため、ニトムズには粘着剤と機械適性を考慮したオリジナルの製造設備があります。
「床を掃除したら、粘着剤が貼りついてしまって困った」などといった不具合が発生しないためのテープ背面と粘着剤との密着性のコントロールも、ニトムズの粘着塗工技術の重要な要素です。
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W粘着
強い粘着剤と弱い粘着剤を組み合わせた「W粘着」は「フロアクリンシリーズ」で採用されています。強弱で塗られた2つの層がどこでも使えるマルチユースを実現しました。
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スパイクドット粘着
カーペットやラグマット等についた髪の毛やゴミをしっかり取る「スパイクドット粘着」は「ハイグレードシリーズ」で採用されています。丸いドットと極細すじ粘着が繊維の間に入りこんだ細かいゴミもしっかり取り除きます。
仕上加工技術 使いやすさを決定づける仕上技術の高さ
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コロコロを始めから終わりまで快適に使い続けていただくために、こだわっている仕上技術が切れ味の良い「ミシン目」です。
「段差ミシン目」「押し切りミシン目」
「スカットカット」などのミシン目加工技術を保有しており、基材(粘着剤が塗布される材料)や粘着剤の厚みなどにより最適なものを選んでいます。
また、テープに適度な柔軟性を持たせることで、めくる際に、表面についたゴミやホコリが落ちることを防ぐ細かなこだわりも、
コロコロが持つ仕上加工技術の高さの表れです。
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ミシン目加工技術
ミシン目の位置を少しずつずらすことで最後までめくりやすく、使用時のガタつきも抑えた「段差ミシン目」、独自の幅のミシン目を同じ場所に一括で入れて、滑らかな動きを実現した「押し切りミシン目」など、製品の種類によって技術を使い分けています。
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スカットカット
めくる場所がすぐわかる視認性にも優れたオレンジカラーの「スカットカット」。
めくりやすく、強度が強いフィルム材なので、長い髪の毛が巻きついた状態でもシートを縦に裂くことなくめくってカットでき、次のシートを無駄にしません。
実用評価技術 信頼性を獲得するための
厳しい自社評価基準
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コロコロは新製品開発や既存製品改良の段階で、様々な種類の実用評価試験を行っています。
工業製品として、JIS規格(日本工業標準調査会)に基づく試験はもちろん、実際の使用シーンを想定し、自社で定めた独自の評価試験も実施。更なる品質向上を目指しています。厳しい評価基準は、先駆者にして開発者であるニトムズだからこその技術と言えます。
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ゴミ取れ性能評価試験
使用シーンを想定した独自の試験方法を導入し、実際に使用した場合の粘着感の残り具合などを測定・評価しています。
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保存安定性測定試験
季節による寒暖差が大きくても品質を維持しなければならないため、恒温恒湿室で四季を想定した試験を実施しています。
また、熱や光などによる品質低下を防ぐためコロコロの粘着剤には老化防止剤を配合しており、耐光性試験機を用いて長期間の保存安定性を評価しています。